廓寥(かくりょう)- Empty
Sky
数々の移動を繰り返して来た僕は或る日空を見上げてみる。
その空は様々な場所で過ごした時に仰いだ空と変わらずに虚無を携えていた。
そこで出会った人々はその「場所」に留まり、
移動を繰り返すのは自分ひとりだけだと思えて来る。
そしてその「場所」と「人々」の記憶は、
ピントがいつまで経っても合わないレンズから見える光景のように霞み、薄れて行く。
作品サイズは全て 5インチ(12.5cm) 四方(画像サイズ)
版画用紙にクロモジェニックプリントとロウ
2007年